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死の怨念を感じにくいからでしょうか。枯れていく物の抜け殻感や乾いた様子が好きで山や海で拾い続けていました。飾ってみるだけでは勿体無く、折角なので縫い合わせて新しい姿にしてみるという本趣旨。以下原材料、紙粘土、杉荒材、流木、枯木、枯花、枯葉、実、種、骨、珊瑚、藻、蛸死骸、ハブ革、紬糸他


骸を纏う
神像
周囲が息絶えても
心身の苦しみに耐え
気高く立ち尽くす姿
私は敬い続ける
たとえこれから朽ち果てようとも
鬼の姿になろうとも
この像はあなたである
侵蝕祝福
周囲からの圧迫、葛藤、不安感、それらからもたらせる苦しみや痛みを全て受け入れ咀嚼して、そして許せる。仮面をかぶる者は強く微笑むことができる。


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